中国の製造業PMIは50を下回ると懸念材料になりドル円に影響与えます

経済指標の中で毎月1回製造業PMIというのが世界の国それぞれで発表されます。製造業PMIは50を超えれば景気の拡大、50を下回れば景気後退を表します。発表時期は各国異なりますが中国の製造業PMIのときのFXはチャートが大きく乱れることがあります。中国の製造業PMIは月初めの午前中に発表されることが多いです。2013年1月に50.4あった数値が同年10月と11月に51.4を付けており、わずかながら景気回復してきたが2014年2月に50.2まで下げてその後持ち直して同年7月には51.7となっています。

 

大きな崩れもないわりに成長もそれほど見込めない中国は将来的に見ると不安材料があるように見られます。2015年8月には49.7になっており景気減速が懸念され始めます。2015年末まではほぼ横ばいだった値は50を下回るようになり毎月発表がある毎にドル円やクロス円に大きな影響を与えています。上海や香港の株式市場は10時20分から30分ごろ開かれるので製造業PMIの指標が10時45分ごろ行われるため、指標発表前に懸念材料が出てくると中国市場が荒れてくることがあります。指標後に数値が50を下回っていることがわかれば投売りがしばらく続きます。

 

中国は株式の取引を制限することがあるので売買停止などの対策をしてきますが、ドル円や通貨全体の動きまでは抑えることができないので、上海や香港の株価下落が続けばドル円は円高になりユーロドルはドル円と対照的に上がってきます。中国の製造業PMIが発表される日の午前中FXで取引をするなら、中国の株価の動きに十分注意しておき日経平均も合わせて見ておいた方が良いと思います。製造業PMIの結果が50以上であればドル円は動きがないか多少円安方向に触れることが多いように感じます。

 

東京市場が開かれている時間帯にFXをするなら製造業PMIの発表がない日でも中国の経済指標から目を離さないようにしておきドル円の動きにも十分注意しながらポジションを取るようにした方が良いと思います。